市場小路でフローズンなビールを飲んでみた


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これはフローズンな妖精さん。
見た目はクールですが、中身はいい感じに温泉が湧いています。
こんな湯治場があれば、一年だって湯治していたいです。ヾ(*´∀`*)ノ


ヘ(_ヘ)☆\(--; バキ


     * * *

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こちらがフローズンなビールです。
どの辺がフローズンかと申しますと、まずは泡の形に注目してください。
まるでソフトクリームのような、とってもユニークな造形です。
でもビールの泡ならすぐに崩れてしまうのではないかと思われた方。
とっても鋭いです。
実はこの泡こそ、既にシャーベットのようになっているのです。

なので、この泡は食べることができます。
メレンゲのようにフワフワで、シャリシャリ感が心地よく、味わいもクリーミーです。
ソフトクリームを食べるように泡を食べ進めていくと、ようやくビール本体に到達できます。
泡が蓋の役割を果たしているので、気が抜ける心配もありません。
文字通り、キンキンに冷えたビールが楽しめるという、なかなかに素敵な一杯です。

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昨日23日(日)の夕方から、Niftyパソコン通信時代からの古い仲間たちで集まって、京都の四条寺町にある「市場小路」で歓談の時間を持ちました。
ビールをテーマにした飲み物や食べ物が豊富で、ビール好きにはたまらないお店です。
先程のフローズンビールの他にも、氷点下に冷やしたビールや、ビールベースのカクテルなんかもあり、ビールの新しい楽しみ方と出会える素敵な空間。
ビール以外にも日本酒や焼酎が揃えられており、創作料理の数々と相まって、思わず何度も来たくなるお店でした。

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しそ焼酎「鍛高譚」は、水割りで頂きました。
グラスではなく陶器で出してくれるのが嬉しいです。
楽しい会話とおいしい料理のおかげで、ついつい盃を重ねてしまいます。
いっぱい喋って、いっぱい飲んで、いっぱい食べて…二日酔いになっちゃいました。(*ノωノ)

こんな素敵な場に誘って頂けたことに感謝です! ○o..*ヾ(*′∀`*)ノ*..o○

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テーマ : ひとりごと
ジャンル : 心と身体

34,000km

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このチラシをJCILのYさんにお見せしたところ、せっかくだから僕個人が必要としている合理的配慮についても箇条書きにしてみたらどうかという提案を頂いたので、それを文書化したものが一つ前の記事となります。
http://kazuya075.blog12.fc2.com/blog-entry-348.html

箇条書きにすれば、たった7行で済む文書ですが、意味が伝わらなければ意味がありません。
結果的にA4用紙で5枚程度の文書になってしまいました。
長くなってしまう経緯は上記の記事中にも記していますので、関心のある方は目を通して頂けると幸いです。m(__)m

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宿題が出来上がりましたので、昨日19日(水)の午後から、京都市南区東九条までお届けに伺いました。
お出かけ日和に恵まれましたので、今回もマイマシンの出番です。
午前中に宇治市小倉のほっとハウスに寄りまして、その後の道中です。

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走行距離が34,000kmになりました。(゚Д゚)ノ
この日のうちに規定距離を越えるのが分かっていたので、実は朝のうちにオイル交換も実施済みです。
バイクショップに持ち込んだら、使い込みぶりに店の人が関心(?)していました。
乗り始めてから14年と半年が経過していますからね…。
新しいバイクに買い替えるような経済的余裕もありませんし、あと何年乗り続けることができるか今後もチャレンジです。(`・ω・′)

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おまけ。
JCILのやってるサロンでご馳走になったお昼ごはん(300円)です。
Tさんが体調不良でお休みだったので、今回は「助っ人シェフ」の出番です。
片栗粉万能説を語り出す等、とってもユニークなお方なのですが、本業がベテランのヘルパーさんだけあって、なかなかの美味。
味覇の赤い缶の姿が見えましたが、中華料理店じゃよくあるお話ですよね♪ ヾ(*´∀`*)ノ

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テーマ : メンヘル人間の日常
ジャンル : 心と身体

私からの合理的配慮のお願い

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※この文書を作成した経緯につきましては、ひとつ後の記事を参照願います。
http://kazuya075.blog12.fc2.com/blog-entry-349.html


     * * *


「私からの合理的配慮のお願い」

【1】この文書についての基本的事項
(1)この文書は、心身の機能上の問題により日常生活上において発生している個々の障害を、障害を訴える当事者個人の問題として片付けないことを前提として書いています。社会に存在する様々な物理的・心理的な障壁が放置されることは、困窮を訴える人を障害者としてラベリングし社会から締め出す最大の要因となっています。社会上の障壁という考え方について疑問を持たれる方は、個々の記述を問う前に、社会上の障壁について学び、考えを深める機会を先に持ってください。
(2)この文書は、日常生活上において発生している個々の障害が、当事者本人の努力だけでは解決が極めて難しいことを前提として書いています。自助努力だけでは解決できない障害特性が存在することについて疑問を持たれる方は、個々の記述を問う前に、その障害特性について学び、視野を拡げる機会を先に持ってください。
(3)この文書は、障害についての理解を深めようと思われている方に向けて書いているものですから、簡潔さよりも分かりやすさに力点をおいて書いています。その結果として文章が堅く長いものになってしまうことは、どうぞご了承願います。なお、理解が難しい箇所を具体的に指摘してもらえれば、理解がしやすくなるよう別の方法で説明を付け加えるように努めますから、その都度お知らせください。
(4)この文書は、私自身が必要としている合理的配慮について述べたものですから、他の当事者に直ちに当てはめるものではありません。自らが必要としている合理的配慮は、個々の当事者が自ら教えなければならない事柄だということをご理解ください。
(5)この文書は、私から一方的に要求するものではありませんから、配慮することを拒む前に、まずは自らが必要としている合理的配慮を教えてください。お互いに配慮しあえる関係を構築したいと私は考えていますから、思いを理解しあうことで建設的な話し合いができることを願っています。
(6)この文書は固定化されたものではありませんから、状況の変化や支援者からの提案等により、記述内容は刻々と変化します。なお、変更を提案された箇所のうち、現在も検討を続けている部分については、アンダーラインを引いています。

【2】合理的配慮についての基本的事項
(1)合理的配慮とは、障害の有無に関わらずお互いに心地よく社会で暮らしていくために必要とする最低限の配慮を言います。
(2)合理的配慮は、皆が幸福を追求するための機会を等しくし、皆が同じ程度の努力で達成できることを目的とします。
(3)合理的配慮は、その必要性が理解され実践できるものでなくてはなりません。そのため、合理的配慮を求める場合には、当事者自らの責任において、その理由と方法を丁寧に説明する必要があります。心身の機能上の問題で、自らの意思を的確に表現することに困窮している場合がありますから、第三者から説明の支援を受けることを否定するものではありません。
(4)合理的配慮は、相手に対して一方的に要求するものではありません。相手に対して物理的・心理的に過剰な負担を求めたり、相手の事情を考慮しない強引な要求を認めたりするものではありません。
(5)合理的配慮は、一人の人間として生きていくために最低限必要としている事柄ですから、これを否定しないでください。もし実現が不可能であったり他の合理的配慮との両立が困難な場合は、拒絶するのではなく解決法を一緒に考えてください。

【3】発達障害についての基本的事項
(1)発達障害とは、出生時もしくは乳幼児期に「発達段階において獲得すべき機能」の一部もしくは全てが、何らかの理由により獲得が不十分だったことに起因して、日常生活上において著しい困窮が発生している状態を言います。
(2)発達障害は、乳幼児期に発見されれば、専門的な療育により発達を補うことができる場合があります。成人後は当事者本人の努力により獲得もしくは代替できる機能もありますが、成人を対象とした療育法は現在も未だ確立されていません。
(3)発達障害の当事者は、成熟した言動を見せる一方で、獲得が不十分な能力も併せ持っています。このために人とは違った言動をすることについて、当事者個人の問題として叱責することはしないでください。但し、当事者本人の故意で、他人に危害を加えたり、大きく秩序を乱したりするような場合については、この限りではありません。
(4)発達障害の当事者は、個々の状況に応じて精神障害・知的障害・身体障害の各制度下に分離収容され、それぞれに支援を受けています。これらは全て現行の縦割り制度が招いた弊害であり、発達障害をひとつの障害として理解することの妨げともなっています。総合的に支援しようという動きは、まだ始まったばかりなのが現状です。

【4】私自身が必要としている合理的配慮
◎基本的事項
私は広汎性発達障害の当事者であり、この障害に起因する日常生活上の困窮により抑うつ状態に陥りやすい特性があります。自閉的傾向があるために、計算能力や記憶能力に大きな偏りがあり、運動能力についても一般の人よりも劣る傾向があります。記憶能力については、自分に興味のある分野においては驚異的な能力を発揮しますが、それ以外のことについては、特に文字列や数字を暗記することに日常的に困窮しています。このため、人の顔や特性を覚えたり理解したりすることが難しく、人と接すること自体にも困窮が伴います。計算能力においても暗算ができず、相手の心の動きを読むことができないため、不必要な衝突や緊張を強いられ、コミュニケーションをはかる上で大きな障害となっています。幼児期からこれらのことを理由に虐められることが多く、これが成人後も劣等感の要因となって、孤立することへの恐怖心や権威への依存につながっています。

1.追い込まないでください
私は自閉的傾向があるために、いくつもの作業を同時にすることができません。人とのコミュニケーションは特に高度な作業であり、話し手としては些細であったり無自覚であったりする言動であっても、私にとっては重大な困窮をもたらす要因となる場合があります。それを完全に取り除くことは不可能に近いですから、私はその都度可能な限りその旨を伝える努力をしています。この時、私からの訴えを無視もしくは否定して、困窮をもたらす言動を続けることはしないでください。発信者が自らの価値観や行動様式を強要することは、発信者が意図する意味の理解や冷静な判断を行うことを妨げることになります。意図が伝わらないばかりか、その先へ続くはずだった話し合いの機会を奪う結果になりますから、故意の有無に関わらず、頭ごなしに同意を求めたり、勢いに乗じて畳み掛けることは決して得策ではないということを理解してください。
但し、心身の機能上の問題で配慮を実現できない場合は、私としても配慮に代わる最良の方法を一緒に考えますから、必ずその旨を教えてください。

2.負のイメージを与えないでください
私は相手より聴いた内容を理解することに、人よりも時間がかかります。そこへ威圧・恫喝・嘲笑などの負のイメージが加わると、より直接的に感受するために正常な判断が阻害されます。判断力を奪われた状態では、どのような内容の話であっても受け止めることができなくなります。非効率であるばかりでなく、攻撃されたという記憶だけが残るため、今後の会話にも深刻な悪影響が残ります。
但し、私が故意に他人へ危害を加えたり、秩序を大きく乱したりするような言動については、この限りではありません。

3.曖昧な表現はしないでください
私は相手が発する言動を複合的に判断することを苦手としているため、どうしても表面上の言動や言葉尻に引っ張られる傾向があります。経緯や周囲の状況を考えれば理解できるような内容であっても、私一人の力では判断がつかない場合や、相手が伝えようとしていることとは異なる解釈をしてしまうことが多くあります。冗談が冗談だと理解できずに傷ついたり、「適当に」や「早めに」等の曖昧な表現に混乱することもあります。最後に一言冗談だと言い添えたり、具体的な注意点や期日を指示する等の工夫をして頂けると、とても理解しやすくなります。
また、目的もなく質問をしたり声をかけることも極力ご遠慮ください。コミュニケーションを苦手としていることの裏返しで、判断のつかない言動が不必要な誤解や不安を招き、心労を重ねることにつながっています。もし丁寧に表現することを苦手としている方が居られましたら、なるべく第三者に加わってもらい、話の仲立ちをしてもらうようにお願い致します。

4.話そうとするのを遮らないでください
私は相手に誤解させることなく思いを伝えようと努めるため、どうしても言葉が長くなる傾向があります。決して無駄な言葉を重ねている訳ではありませんから、途中で発言を遮ることはしないでください。発言を再開するまでの間、私の思考は停止しますから、その間に話された内容を受け止めることができません。非効率であるばかりでなく、邪魔されたという記憶だけが残るため、今後の会話にも負の影響が残ります。
但し、私が誤解や逸脱をしている時、帰結点を見失い発言が堂々巡りになっている時、何らかの理由により緊急に会話を中断する必要がある場合は、この限りではありません。

5.整理して考えるための時間をください
私は相手より聴いた内容を理解することに時間がかかります。その内容を基にして新たな考えを切り開くためには、それ以上の時間を必要とします。私に対して言動や成果物の修正を求める場合には、その旨を理解して考えるための時間をください。すべてを整理して自らの考えを再構築するためには、最低でも丸一日かかります。決して、その場で承諾を強要することはしないでください。自己を否定されたという思いばかりが強く残り、冷静な判断を阻害する要因となります。

6.人と違う方法を用いることで差別しないでください
私は複雑な課題を効率よく処理することができないため、過去の経験から得た方法により、自らにとって最も効率的な手法をとることがあります。あまり一般的ではない方法も含まれるため、時には不可思議な行為をしているように見えることがあります。
具体的には次のような行為です。

▽記憶や計算の能力に偏りがあることへの諸々の対策
・複数の作業を同時にすることを避け、一つずつ切り離して作業をしようとする。
・まとめて口頭で説明されるよりも、手順を一つ進むごとに説明書を読む方が理解しやすい。
・必要以上にメモや写真に記録を残そうとする。
・二桁以上の計算は、単純な式であっても電卓を使う。
・先読みして計画を立てることができないため、時間を前倒しして行動する。
・場の流れや相手の動きを読む将棋や麻雀などの遊びは、基本的に参加しない。
 →無理に参加せず別の機会を待ち、別の遊びの時に参加する。

▽受容と受容に基づく行動をするための能力に偏りがあることへの諸々の対策
・作業するための空間や道具が確保されていないと、落ち着いて作業ができない。
 →小さな隙間的空間であっても、固定的に専有できる場所があれば安心できる。
・実際上は問題のない些細な失敗であっても、成果物を修正したり作り直したりする。
・失敗の危険性がある仕事は、高報酬であっても引き受けない。
 →報酬が少なくとも、コツコツと地道に積み上げるような仕事を選ぶ。
・失敗を承知で引き受ける場合は、その責任を一人で背負い込まないよう条件を整える。
・全ての行動に事前の心積もりが必要なので、急な変更を即座には受け入れない。
 →時間をかけて気持ちを整理してから、変更を受け入れる。
・事務的な対応で十分に対処できる場合を除き、初対面の相手とは一定の距離を置く。
 →見知らぬ相手に自己紹介することを避け、安全を確認できた時にだけ自己紹介する。
・安心して食事ができる環境が確保できない場合は、食事そのものをしない。
 →困難が想定される時は、移動しながらでも食事できるものを用意する。

これらはすべて自力で困窮を克服するために培ってきた努力の結果です。当事者自身の懸命の努力を否定しないでください。これらのことを取り上げて話題にしたり、中傷したりしないでください。善意悪意に関係なく、私を傷つける行為そのものです。

7.過度な要求はしないでください
私も社会を構成する人間の一人として、自らにできることは最大限の力を発揮したいと考えています。その一方で、どこまでが許容範囲なのか自身で線引きすることができません。無理を重ねては潰れ、断念しては自己嫌悪することの繰り返しです。人と違った言動をすることを責め立てたり、限界を試すような要求をすることは、どうか、なさらないでください。「もう大人なんだから」の言葉で切り捨てないでください。
決して成長を放棄している訳ではありません。人よりも「ゆっくり」なのです。このことを踏まえた合理的配慮をお願い致します。

【5】補足
(1)私の記憶違いや誤解による不適当な記述がありましたら、指摘をお願い致します。
(2)記述に不明や疑問な点がありましたら、その都度質問をして頂くようにお願い致します。
(3)この文書の一部または全部を転載し、私自身が意図しない解釈を導くために利用することは一切認めませんから、この旨の理解をお願い致します。

(最終更新日:2014年3月30日)

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ほっとハウス請願活動の動き

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●地域活動支援センターIII型の安定運営を求めることについての請願

(1)地域活動支援センターと他の日中活動施設との併用を認めるとともに「上限4日」の制限を外し、利用した実日数をカウントできるようにしてください。
(2)一般就労している人も利用対象者として認めてください。
(3)利用者宅への訪問等、施設外活動への加算を0.5日から1日へ引き上げてください。
(4)地域活動支援センターの活動の発展及び安定した施設運営のため、実績分の算定方法として取り入れられた日額月額の中間払い方式を年間定額制に改正する等、要項の改正を将来に向けて準備してください。


この請願が、ほっとハウスから宇治市議会へ出されたのは、2012年12月25日のことです。
翌年1月29日に宇治市議会で採択されました。

従来は年単位で決められていた措置費が、障害者自立支援法の施行を理由に日割りで算定されるようになりました。
この影響で、措置費が40%もカットされました。
通所日数に応じて措置費を配分するという考え方は、一見合理的のように思えます。
でもそれは利用者の容態が固定化されている時の話です。
精神障害の当事者は容態に波があり、調子が良い時には就労が可能になる人が居る一方で、調子が悪い時には外出さえできなくなる人も居ます。
長期に渡る継続的な支援に対して、単純に通所日数だけで措置費を決定することは実情に合わないのです。

その上、近隣の市では地域活動支援センターの制度そのものを廃止する動きも出ています。
就労支援施設に一本化することで、就労をゴールとする支援体制の強化を進めようとしています。
これもまた合理的のように思えますが、その実態は労働市場の空白を埋める安価な労働力の提供です。
最低賃金以下で働かせることも支援を名目に合法となり、そのしわ寄せは一般の労働者に向かいます。
ブラック企業を肥え太らせ、生活保護受給者を増やすことが、果たして国にとって得策なのでしょうか。
本当に措置費を減らしたいのであれば、まずはブラック企業を徹底的に洗い出し、厳罰に処すことです。
ドロップアウトする人が減れば、弱者を切り捨てることをしなくても、措置費を減らすことができましょう。

宇治市議会で採択されるまでの動きは速かったのですが、その先へ進むことはありませんでした。
行政にバトンが渡された時点で、ピタリと動きが止まったのです。
何度も市役所へ赴き、また行政の担当者も何度も来所されました。
何度も話し合いの場を重ねました。
しかし話は平行線のまま。
そして今日3月14日、再度の話し合いの場が持たれました。

僕ら利用者は、内部事情まで知ることはできません。
だから、なぜ話が平行線になっているのか、その理由を知ることもできません。
市役所側が一方的に拒絶しているからだと説明はされましたが、どうも腑に落ちません。
日頃の困窮を訴えることで、交渉の武器にしようとしていることは明白でした。
戦法としては悪くないですが、ただ利用されるのも面白くありません。
所詮は決定権を持たない利用者の言うことです。
ならば、もっと自由な立場で切り込んでも良いのではないか。
あちこちへ相談に出かけながら、一週間程考えを練って、次のような文書をまとめました。
話し合いの場の中で、利用者が一人ずつ意見を述べる時間がありましたので、その時に読ませて頂きました。


●宇治市行政ご担当の方へのご質問

 今回ご質問をさせて頂くにあたって、事前にお断りしておきたいことがあります。私は発達障害のために自閉的傾向があります。相手から聴いた話の内容を理解するのにどうしても時間がかかり、考えをまとめるためにはそれ以上の時間を必要とします。そのため、この文書を書いている14日早朝の時点で把握している情報を元に、14日早朝の時点での考えをまとめさせて頂いています。本日お伺いした内容につきましては、一旦持ち帰らないことには次の話につなげられないという特性があることを予めご了承願います。
 これまでに断片的に知り得た情報を整理し、ほっとハウス内外の方々とも話し合うことも重ねて、自分なりに考えをまとめようと努めてまいりましたが、残念ながら今回の話し合いの目的が見えてまりません。その理由は、本来予算が不足しているのであれば、その不足分をどうやって補うのかが話し合いの目的であるように思うのです。ところが、これまでに私自身が聞いている話では、障害者総合支援法の矛盾を宇治市独自の判断で解消してもらうことが目的になっています。いくら市議会で採択されたからとは言え、それがそのまま行政に反映されることは三権分離の原則の観点からも考えられません。ほっとハウスの運営の安定化が最終的な目的であることは、ほっとハウスにおいても宇治市行政ご担当の方においても共通の認識であると考えます。最終的な目的に飛びつくがあまり、話し合いが押し問答に終わってしまっては、せっかくの話し合いの場が無駄になるものと思われます。まずは一段ずつ階段を登るように双方の思いをすり合わせていくことが喫緊の課題だと考えます。
 宇治市行政ご担当の方へお伺いしたいことは、ただ一点です。宇治市としては、国の定める障害者総合支援法に基づく運営を徹底して貫く方針なのでしょうか。それとも、宇治市独自の判断で新しい仕組みを構築する思いがあるのでしょうか。もし、障害者総合支援法を徹底して遵守しなければならない事情があるとすれば、それは私たちが直接国の厚生労働省に掛け合わなくては解決できない問題だという考えなのでしょうか。それとも、京都府や他の諸団体が後ろ盾になってくれるなら、宇治市としても大きな決断を下す心積もりがあるということなのでしょうか。この点につきまして、宇治市の今の立場を分かりやすく教えて頂ければと願います。



     * * *


以下、今回の話し合いの結果です。
まず宇治市より、いくつかの算定上乗せの提案がありました。
これまでの動きを思えば、大きな進歩でした。
しかし、一番の目的であった措置費の年額保障は、今回も変更されることはありませんでした。

僕の質問に対する「わかりやすい回答」も得られました。
追従するつもりはなく、宇治市独自の判断で地域活動支援センターの運営を支えたいとのことでした。
その一方で、全国にある地域活動支援センターとのバランスがあるので、一施設だけ年額計算に戻すことはできないとのことでした。
実に「わかりやすい回答」ですね。
はい、とってもよくわかりました(←棒読み)

とりあえず、今週やるべき仕事はすべてやりました。
逃げずに最後までやり遂げました。
きっと、今までになく頑張った一週間だったと思います。

今の時点でやるべきことは全てやり遂げましたから、まずは一休みしたいと思います。
今夜はきっと、ゆっくり眠れるかも…。

あ…。
JCILのYさんから頼まれていた宿題がまだだった...orz
下書きは既に終わってるので、続きは来週にしたいと思います。(´・ω・`)

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京都府条例可決と今後の課題



話の流れとは言え、本当に来てしまいました。
京都府庁に。

京都府議会2月定例会の第72号議案「京都府障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らしやすい社会づくり条例制定の件」が、今日3月11日の本会議で採決されることになりました。
京都府障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らしやすい社会づくり条例…略して京都府条例は、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律…略して障害者差別解消法をベースに、障害者権利条約を実現するために重要となる条例です。
この歴史的瞬間に立ち会うべく、勇気を振り絞って京都府庁までやってまいりました。

ほっとハウスから何名か有志を募って傍聴するという話もあったのですが、地元テレビ局のKBS京都で生中継されることもあり、体調等への悪影響を考慮して、ほっとハウスのテレビで生中継を視聴するという方法に落ち着きました。
結果的に僕が一人で精神障害者代表として本会議を傍聴することになりました。
実際のところ、精神障害の当事者で傍聴に訪れたのは僕一人だけみたいでしたから、嘘ではないです。
…正確には発達障害の当事者なんですけどね。(汗)

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これだけ書くと語弊があるので、もう少し詳しい状況を書いておきます。
もともと、今度の本会議で採決まで話が進むとは予想されていなかったのです。
それほどまでに府の動きは消極的だったのです。
このままではいけないと当事者団体が積極的に働きかけた結果、年度末のギリギリになって突如として府議会の議案に上げられたのです。
あまりにも急な展開に、当事者団体が慌てたことは言うまでもありません。
既に埋まっていたスケジュールをこじ開けることで、ようやく駆けつけることができたと説明すれば、今回の状況を少しは客観的に判断することができましょうか。

府民生活・厚生常任委員会では全会一致で可決しているので、今度の本会議で可決することは確定事項でした。
なので、問題はそこではありません。
むしろ注目すべきは、採択される条例の中身の方です。

今回の条例案は下記の記事中にPDFファイルにて掲載されています。
http://9130.teacup.com/kenri_kyoto/bbs/257

今回の条例案では不十分と考えられているのは、主に次の3点です。
①合理的配慮についての具体的な規定がない。
②そのため、障害者を擁護することだけが目的のような条例になってしまっている。
③一定期間をおいた上での見直しについての規定がない。


一番致命的なのは、障害者権利条約が「障害の有無に関わらず、お互いに対等な一人の人間として、共に社会を構成していく環境を整える」ことを目的に「合理的配慮」の概念を明確に打ち出しているにも関わらず、この肝心の合理的配慮についての規定が、明確性を欠いた曖昧な記述に終わってしまっていることです。
相談業務の内容も、障害を理由とする不利益な扱いに関する内容を想定しており、一番重要であるはずの合理的配慮についての記述は、まるで思い出したかのように付け足された程度になっています。
これでは障害者に限定した支援活動に特化されてしまい、本来の「障害の有無に関わらず」という意図が完全に消えてしまうことになります。
しかも、障害者差別解消法のように実施後数年間の状況を見て内容を見直すという規定もないので、最悪の場合は、条例制定を盾に諸問題の解決を先送りされる原因ともなりかねないのです。

当事者側では、かつて障害者権利条約批准に反対したように、今回の条例制定に反対することも検討したそうです。
それでも苦渋の選択の上、議員さんに直接働きかけるロビー活動等を通して、少しでも内容のある条例に近づけるための地道かつ粘り強い活動を続けてこられました。
府下在住ゆえに参加が難しい立場だったとは言え、多くの時間と労力を費やされた当事者団体の方々には本当に頭が下がる思いです。

今回の定例会では、第1号議案から始まり全部で92の議案が提出されていました。
各委員会で可決されたものだけが本会議で採決されるのですが、それでも膨大な量です。
お恥ずかしい話ですが、実はこれまで傍聴はおろか中継さえまともに見ていなかった人です。
第72号議案に辿り着くまで、一体どれぐらいの時間がかかるのだろうかと危惧していました。
でもそれは要らぬ心配でした。
委員会で全会一致で可決された議案、意見付きで可決された議案、会派によって意見がまとまらなかった議案等、それぞれを一括で採決したので、今回の本会議も2時間程で終了となりました。

第72号議案を含む一括採決では、主要4党から、それぞれに賛成を前提とした意見が出されていました。
採決の前に、事前に申し出のあった議員が直接意見を述べる時間がありました。
そのため、これら4つの政党が第72号議案をどのように考えているのかを実際に聴くことができました。
それぞれに好みの党がありましょうから、どの党が良いと持論を述べるつもりは全くありません。
客観的に感じた印象を淡々と述べさせて頂きます。

当事者団体の思いをきちんと代弁してくれていると感じたのは共産党でした。
今度の条例案の問題点をきちんと受け止め、それをはっきりと代弁してくれました。
民主党と公明党は無難に体裁よくまとめたという印象です。
当事者団体も立てつつ、最大与党も立てつつ…という感じなのか。
凄かったのは最大与党の自民党です。
まずは条例案賛美から始まり、その上で解釈次第でどうにでもなるという含みも持たせていました。
ああ、あのトップにして…なるほどね…すごくよくわかりました(←棒読み)
良い子は、僕がどの党を支持しているかなんて推測してはいけません。
あくまでも客観的感想ですよ!

午後2時50分ぐらいでしょうか。
第72号議案…京都府条例は、他の議案と一緒に全会一致で可決されました。
京都府内における障害者にとって、歴史的な節目となる一瞬でした。
そして、新たな闘いの幕開けともなりました。
京都府条例が不十分なものであることは既に承知しています。
だから条例制定がゴールではありません。
やっと振り出しに辿り着くことができたと言えましょうか。
本当の意味での闘いは、実はこれからなのかもしれません。

僕らが目指しているのは、特定の誰かが一方的に得したり損したりする社会ではありません。
合理的配慮に基づいて、平等に機会が与えられ、同じ程度の努力で幸福を追求できることを保障してほしいのです。
障害の有無に関わらず、お互いが心地よく暮らせる社会の構築。
これが僕らの本当の目標なのですから!

     * * *

※今回の傍聴の様子が、こちらにも掲載されています。(写真つき!?)
http://9130.teacup.com/kenri_kyoto/bbs/262

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テーマ : 広汎性発達障害
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プロフィール

かずや(京ヤワ)

Author:かずや(京ヤワ)
河津屋京柔/かずや(京ヤワ)は、京都府下在住の東方好きなMacユーザーです。
昔は電車小僧。今は鉄道おじさん。多分この先も?
広汎性発達障害があることを知ったのは、40歳手前のことでした。
開き直るほどタフじゃないけど、生きるのが随分と楽になりました。
毎週日曜日にキリスト教会に通う程度には信心深いようです。
ちまちまとパソコンでお絵描きしたりしていますが、最近は寡作気味です。

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