救済を求めて



フランドール・スカーレット
「私は異形の存在…忌み嫌われる存在…存在してはならない存在。
 …じゃあ、どうして私はここに居るの?
 誰か教えてよ…ねえ、教えて頂戴!」

   * * *

検査の結果がまとまりました。
「軽度の広汎性発達障害」
自分自身で自らの障害について自覚しており、なおかつ乗りこえるための努力を続けているので、程度としては極めて軽度な障害という所見。
対処療法としては、デパケンRは合わないようなので、代わりに抗うつ剤(ジェイゾロフト)を処方。
以上です。

つまり、医師の力でどうにかできる問題ではないので、対処的に抗うつ剤を出すので、あとは自分で解決しなさいと言うのです。
いやいや、もう耐えきれなくなったから、病院に行ったのですよ?
まったく解決になっていません。
再び暗闇の中に放り込まれてしまいました。

以上のことを、いつもお世話になっている共同作業所の所長さんに伝えると、次のように説明してくれました。
広汎性発達障害やAD/HD(注意欠陥・多動性障害)は、その存在が明らかになってからまだ日が浅いので、有効な治療法が確立されていない。
なので、普通の医師はどうしても対処療法しかできない。
広汎性発達障害について専門的に診療できる医師はごくわずかなので、直接そこへ行くしかない。
そして、京都市内で唯一と思われる専門の医師が居る病院を紹介してくれました。

ダメ元で電話してみたら、どうにか30日(月)に予約を取ることができました。
ただし、大御所の医師に直接診察してもらえるほど世の中は甘くなく、まずは別の医師に診察してもらうことになりました。
すべては、ここからです。

共同作業所のスタッフの方の言葉。
「医者は、医師の立場としてはプロだけど、病に苦しむ者としては全くの素人。病について教えられるのは患者本人だけ。今はまだまだ「教育」が始まったばかり。とても苦しいことだと思うけど、この積み重ねが未来の患者を救うことになる。とても酷なことを言っているかもしれないけど、未来に続く人たちのためにも、今の苦しみを精一杯伝えてきてね。」

   * * *

魔理沙「私は、その羽はとても綺麗だと思うぜ。」
フラン「つまらないお世辞。」
魔理沙「実はお世辞は苦手なんだ。」
フラン「変な魔法使いさん。」
魔理沙「まあ、変な者同士、仲良くやろうぜ。」

テーマ : 広汎性発達障害
ジャンル : 心と身体

プロフィール

かずや(京ヤワ)

Author:かずや(京ヤワ)
河津屋京柔/かずや(京ヤワ)は、京都府下在住の東方好きなMacユーザーです。
昔は電車小僧。今は鉄道おじさん。多分この先も?
発達障害の一つ、ASD(自閉症スペクトラム)であることを知ったのは、40歳手前のことでした。
開き直るほどタフじゃないけど、生きるのが随分と楽になりました。
毎週日曜日にキリスト教会に通う程度には信心深いようです。
ちまちまとパソコンでお絵描きしたりしていますが、最近は寡作気味です。

FC2カウンター
カテゴリ
最新記事
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク