高野山はカオスだった



う~~~~~~~~~~む。
先制パンチというのは、こういうことを言うのでしょうか。( ゚Д゚)

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昨日22日(土)、難波駅から南海高野線の急行に揺られること小一時間。
Tさんたちオジサン3人で、高野山のふもとにある橋本駅にやってまいりました。
河内長野以南は既に山岳地帯なのですが、大阪のベッドタウンとして開発が進み、今やすっかり新興住宅地の天下。
なので、ここまでは6~8両編成の20m級4扉車の行き交うバリバリの通勤路線となっています。

駅を共用しているJR和歌山線こそ、2両編成のワンマン車がのんびり運行しているローカル路線ではありますが、これとて常磐緩行線~地下鉄千代田線から地下トンネル内温度上昇問題で追い出された103系1000番台を改造投入した105系500番台なので、こちらも20m級4扉車だったりする訳で。。。

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その高野線が本気を出すのは橋本駅以南。
ここから先は急カーブと急勾配が連続するので、急勾配対応が施された17m級2扉車による運行となります。
以前は難波駅から直通運転していたのですが、20m車と17m車の混用は乗降ドア位置が不揃いになるなどの問題があり、現在は橋本駅での乗り継ぎが基本になってしまいました。
もっとも特急料金760円を別途出せば、難波駅から座席指定の特急こうや号が直通運転している訳ですが(苦笑)

高野下駅までは、のどかな田園風景を眺めながら、のんびりと山を登ってまいります。
ところが高野下駅を出ると景色は一変。
「秘境」の名にふさわしい山中を、車輪を軋ませながら着実に高度を稼いでいきます。
集落は谷に沿って点在しているので、電車から見るとはるか眼下を見下ろす格好となります。
深い谷を鉄橋で跨ぎ、険しい地形をトンネルでかわしながら、VVVFらしからぬ重たいモーター音を轟かせながら、高野線の終点を目指します。

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極楽。。。もとい、極楽橋駅に到着。
電車で登坂できるのはここまで。
ここから先はケーブルカーのお世話になります。
傾斜角は45°近くありましょうか。
ホームの階段からして既に危険な香りがww

さすがの特急こうや号とて、この坂は登れないです。
と言うか、徒歩でも相当に厳しいかとw
高所恐怖症の人は、山頂側に向いて腰掛けることをお勧めします。
いやもう、あの傾斜は本当にヤヴァイですから。(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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高野山駅に到着。
でも、ここからさらにバス専用道路を走る南海りんかんバスに乗り継ぐ必要があります。
バス専用道路なので、交通費を浮かせたい…もとい、山中の景色を楽しみたいからと徒歩で向かうのもNGです。

理由は、ひとたび山中を走り出せば納得。
はい、命がいくつあっても足りません。
険しい谷間を縫うようにして、急カーブの続く狭い道路を左右に曲がりながら慎重に走っていきます。
ガードレールがほとんどない道路を一歩でもはみ出せば、はるか眼下の谷底まで真っ逆さま。
いやもう、一般開放なぞしたら本当にヤヴァイですから。ヒィィィィィ(((( ;゚Д゚))))ィィィィィ!!

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路線バスは安心のハンドルテクで高野町の中心部に無事到着し、遅めの昼食をとるために千手院橋停留所で途中下車。
精進定食、税込み1,575円也。
魚介類が苦手なオイラにとっては、安心して食べられるメニューです。
ちゃんと胡麻豆腐もついてます☆
どれも美味しかったですが、天ぷらが特に美味。
山椒や人参など、珍しい天ぷらも食べさせて頂きました。(*´ω`*)

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腹ごしらえが済んだところで、再び車中の人となり、終点の奥の院前停留所で下車。
ここから奥の院へ続く参道を歩いて行きます。
参道というより、むしろ墓地の中を抜けていくという表現がぴったり。
弘法大師(空海)は何人も受け入れるというスタンスだったそうですが、それを実現してみると非常にカオスな空間が誕生するということが、非常に良く理解出来ました。

分骨すれば複数の場所にお墓を建てられる訳でありますが、そもそも分骨しなくてもお墓だけ建っている場合もある訳で、しかも後世の人々が勝手に建てたとなれば、そりゃもう収集のつかないことになります。
「なんでもアリ」とは、こういうことなんでしょうね。
ええ、そりゃもう凄いことになってました。
親鸞上人の墓があるかと思えば、某自動車メーカーや大手飲料メーカーの慰霊碑があり、某電機メーカーがロケットを模した碑を建てているかと思えば、その斜め向かいではシロアリ駆除会社がシロアリを供養してたりとか。。。

いやもう、あそこまで面白い場所だとは思いませんでした。
というか、面白すぎww
日帰りで出かけるにはもったいない場所です。
できれば泊まりがけで行きたいところです。

肝心の奥の院は撮影禁止なので、弘法大師のお怒りに触れぬよう、静かに見物させて頂きました。
奥の院のさらに奥にある御廟の中で、今でも弘法大師が「永遠の瞑想」をされておられるのだとか。
なので、毎日食事と衣服を御廟の中へ届けているそうです。
ちなみに御廟に入れるのは維那(ゆいな)と呼ばれる僧だけであり、しかも中の様子は口外してはいけない決まりになってるそうです。(´・ノω・`)コッソリ

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奥の院から戻ると、もう夕方。
家から4時間近くかかるので、制限時間一杯です。
今回は「高野山1dayチケット」を使いましたが、奥の院との往復だけで元が取れてお釣りが出ます。
しかも、途中下車自由というのが有り難いです。○o..*ヾ(*′∀`*)ノ*..o

テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

プロフィール

かずや(京ヤワ)

Author:かずや(京ヤワ)
河津屋京柔/かずや(京ヤワ)は、京都府下在住の東方好きなMacユーザーです。
昔は電車小僧。今は鉄道おじさん。多分この先も?
発達障害の一つ、ASD(自閉症スペクトラム)であることを知ったのは、40歳手前のことでした。
開き直るほどタフじゃないけど、生きるのが随分と楽になりました。
毎週日曜日にキリスト教会に通う程度には信心深いようです。
ちまちまとパソコンでお絵描きしたりしていますが、最近は寡作気味です。

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