シフトチェンジ

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なかなかにヘヴィーな一週間だったように思います。
昨日26日(日)は、教会で子どもたちを連れて京都市動物園に行ってまいりました。
日頃から鉄ネタを繰り広げていると、こういう時にしっぺ返し…もとい、重宝がられます。
割引切符の組み合わせで経費を節減していく作業は実に面白いです。
人見知りが激しいことを教会の方で理解してもらっているので、直接引率を任されるようなこともなく非常に助かっています。
一昔前なら昔とった杵柄とばかりに大張り切りしていたものですが、今じゃ全然無理。
子どもの方から「これ食べる?」とお菓子を渡されても、狼狽えてしまうほどのヘタれっぷりです。
子どもは替われど、結局のところ根っこは変わっていないと思うのです。
やんちゃな子は相変わらずやんちゃだし、甘えたの子は機会を伺って甘えてくる訳ですし。
変わってしまったのは僕自身。
一言で言えば、人見知りが以前にも増してひどくなっているということでしょうか。

24日(金)に、ほっとハウスのスタッフの方に同行してもらう形で、八幡市役所へ行ってまいりました。
ほっとハウスには既に10年前からお世話になっているのですが、公的に利用していた訳ではありません。
言ってしまうなら、ご厚意に甘えて私的にお世話になっていたというところでしょうか。
サロンの方で登録する可能性もあったので申請を保留していたのですが、サロンが京都市との契約に特化したことと、先日のゴタゴタで就労支援の話が流れてしまったこともあって、申請を保留しておく理由がなくなりました。
そこで、公的利用に切り替えられないかと、改めてほっとハウスに話を持ちかけてみました。
ほっとハウスの方でも、八幡市在住で正式登録していたメンバーさんに欠員が出たところだったので、丁度良かったようです。
話はサクサクと進み、正式登録を申請することに相成りました。
市役所で必要な手続きを済ませ、今は役所側での判定待ちの段階です。
僕自身これと言ってメリットはないのですが10年近くお世話になってきた場所だけに、ほっとハウスに対する公的支援が少しでも充実するのであれば市役所で面談を受けることぐらいお安い御用というものです。

      * * *

捨てる神あれば、拾う神あり。
そもそもクリスチャンなので、常に主の加護が与えられていると言うべきなのか。
話は絶妙な化学反応を経て、予想外の方向に進んでいくことになります。
一度は諦めの境地にまで至った就職活動が、ここに来て明るい兆しです。
ここ一週間の間で「人見知り」というキーワードが何度も登場しました。
今までバラバラに進んでいた話が、ひとつの方向に合わさっていることに気付いたと申しましょうか。

昨年の夏、とある大型店舗の就職話をお断りして以来、具体的な就労支援は停止状態でした。
昨年の時点では、規模の大きさや規則の多さからプレッシャーを感じて自滅してしまったと結論づけていました。
なので、傷が癒えるまでは積極的にアプローチするのは控えるというのが、支援施設側の見解です。
このこと自体に間違いはないと思うのですが、今となっては重要な視点が抜け落ちていたように思います。
人見知りの問題です。

支援施設としては、困窮は伴うものの一定の就労能力はあるので、主に就職後の支援がメインになるという見立てで活動を進めていました。
就職先を探すための苦しみを「誰もが通過すること」として、本人の努力で克服せねばならないと説いていました。
僕もその通りだと思っていたのですが、ここに来てそうではないことが見えてきました。
人見知りで困窮するのは、先の教会の話だけではありません。
ここ数年の間に、色々な施設を訪ねてみましたが、結果的に定着できませんでした。
既に関係ができあがっている輪の中に入っていくことが、とても難しいのです。
そして、それは年々深刻になっています。
これは努力でどうにかなる問題ではありません。
若い頃は勢いにまかせてどうにか切り抜けていましたが、それでは続かなくなってきています。
そして過去の失敗体験は負の遺産として積み重なり、ますますブレーキがかかることになります。
克服どころか、今後ますますハードルが上がっていくであろうことは容易に想像できます。
就労支援施設がその点を「本人の努力次第」というスタンスであるために、効果的な支援が受けられずにいるのではないかという思いが現れてきた次第です。

これは支援側の問題ではないと考えます。
既に千の単位で利用者を抱えていることを考えれば、これまでにも十分支援してもらったと思います。
そのことに負い目があると申しますか、僕自身どうしても頑張ってしまう人なので、本当に支援を必要としている部分を共有できずにいたのではないかと。
ここ一ヵ月のゴタゴタの間で、そういうことが見えてきたというのは、僕にとっては大収穫です。
八方塞がりと思いきや、次の手が見えてきた訳ですから。

来月を目処に、ほっとハウスのスタッフの方に同行してもらって、改めて就労支援施設に支援をお願いする方向で話を進めています。
おそらく僕自身がこれまでの経緯を自分ひとりで説明すれば良いとも思うのですが、どうしても本音を抑えて相手の意見に迎合してしまう傾向があるので、それではいけないと思い、同行をお願いした次第です。
迎合するだけでは建設的な話し合いにはならないと理屈ではわかっていても、この口はすぐにリップサービスに走ってしまうのです。
少しでも相手に受け入れてもらおうと努力するあまり、結果的に悪い方向に向かってしまう実に困った素質です。
なまじ「克服」という言葉と合致するだけに、余計に歯車を噛み合わせなくしているのですから皮肉なものです。

歯車の噛み合わせを変えるだけで解決できる問題でもありませんが、だからと言って無理な噛み合わせのままでは機械の調子は悪くなる一方です。
機械をそっくり入れ替えることができない以上、問題点をひとつずつ解消していく他ありません。
抜本的な解決にはならなくとも能力や使い勝手が少しでも良くなるのであれば、それは決して無駄な努力ではありません。
低速域での性能を重視せねばならないという制約の中で、どうしても高速域での運用にトラブルが頻発した国鉄103系電車だって、現場での地道な手直しを繰り返して大都市圏の通勤輸送を支えきり、今でもJR西日本とJR九州で最後の奉公を続けております。
自らの能力に100%合致した仕事をしている人なんて、そうそう居ません。
大なり小なり合わないものなのですから、妥協ができる範囲まで近づけることができれば十分すぎるぐらいに御の字なんじゃないかと思います。

テーマ : 広汎性発達障害
ジャンル : 心と身体

プロフィール

かずや(京ヤワ)

Author:かずや(京ヤワ)
河津屋京柔/かずや(京ヤワ)は、京都府下在住の東方好きなMacユーザーです。
昔は電車小僧。今は鉄道おじさん。多分この先も?
発達障害の一つ、ASD(自閉症スペクトラム)であることを知ったのは、40歳手前のことでした。
開き直るほどタフじゃないけど、生きるのが随分と楽になりました。
毎週日曜日にキリスト教会に通う程度には信心深いようです。
ちまちまとパソコンでお絵描きしたりしていますが、最近は寡作気味です。

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