炊飯器ピラフ


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今日は秋分の日。
世間一般では休日でございます。
先の連休が雨に祟られた代わりに、今回は過ごしやすい晴天に恵まれました。
行楽日和とは、まさに今日みたいな日のことを言うのでしょう。

しかし世の中には例外というものが必ず存在します。
それが独立した話であれば問題はないのですが、様々な要素が複雑に絡まり合って構成されているのが人間社会というものであります。
早い話が、施設はいつも通りに開所するも、スタッフ全員がいつも通りに出勤できるとは限らないというお話です。
我が子の晴れ舞台、親戚縁者の集まり事、その他諸々の理由で休暇を取らざるを得ないスタッフがいるのは当然の成り行きでありましょう。
スタッフを責めてはなりません。世間一般では休日なのですから。
いっそのこと休所にしてしまえば良いのですが、生活のリズムを守ることが体調維持に直結する方が多いのも事実。
曜日で開所日を固定せざるを得ない事情があります。

ならば、こういう時こそ利用者が一致団結して業務遂行を手伝っても良いはずなのですが、貧乏くじを引きたくないという思いからか、単に働いたら負けだと思っているのか、余計な口は回れど重い腰はどうにも上がらぬようです。
「自分には何もできない。障害が軽い人だけが手伝えばいい。」
こんなことを言い出す人までいるのが現実です。
もちろん言ってるだけで、その気になれば手伝えることはいくらでもあるのです。
余計なことをしてはスタッフに甘えることだけは一所懸命なのですから、ただの言い訳であるのはバレバレです。
鈴を付けに行く気がないネズミさんたちが、誰が猫に鈴を付けるのかと言い争っているようなものです。
実際のところ、自発的に働く人は最初からそういう施設に通います。
ここは、様々な理由で他の施設に馴染めない人の受け皿にもなっている施設ですから、実に難しい問題であります。

ただ、そういう人ばかりでもありませんから、しわ寄せが行くようでも困ります。
手伝う人が皆無という訳でもありません。
限られた人手で実現可能な道を探るのが現実的です。
一番の難問が昼食作り。
他業務との兼ね合いから、専属で調理場に立てるスタッフは一人だけです。
あとは僕らで手伝わねばなりません。
かと言って、お茶漬けを出して終わりという訳にもまいりません。
手伝う気がないのだから、たまにはそういう日があっても良いとも思うのですけど、そこは福祉施設のプライドというやつです。
ならば、きちんとした食事を出した方が手伝う側としても気分が清々しいというものです。

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○カレーピラフ
○野菜サラダ
○ワンタンスープ
○スイート・パンプキン


種明かしをすると、まずワンタンは余ったのを冷凍保存してあったものです。
貸農園のおじさんから頂いたカボチャをマイソウルブラザーと二人でマッシュして、蜂蜜やバター等を混ぜ合わせた後、皿に入れてオーブンで焼きました。
野菜サラダはレタスとトマトをスライスして、あとは有り合わせのドレッシングをお好みで。
そしてカレーピラフは、材料を炊飯器に入れ、あとは炊飯器任せで完成。
まさに文明と知恵と閃きの結集と言える献立です。(`・ω・′)キリッ

特筆は、やはり炊飯器で炊き上げたカレーピラフ。
みじん切りにしたタマネギを釜の底に敷き、その上に米を乗せ、規定量の水を注ぎ込んだ後、カレールー等の材料を並べて炊飯器に投入しました。
最初、タマネギの分だけ米の高さが上がり、水がかぶらない部分があったので、果たして無事に炊きあがるのかドキドキものだったのですが、このレシピを考案した人はまさに料理の匠でした。
加熱したタマネギがしんなりすることで米はきちんと水に浸かり、丁度良い具合の水加減となりました。
しかも釜底をタマネギが保護してくれるので焦げ付きは皆無!
お焦げご飯が楽しめないのが難点ではありますが、あの焦げ付き鍋を洗うことを考えたら、人手が足らない時には大助かりです。
カレールーを一番上に砕いて蒔いたので、釜に匂いが残らないのも朗報。
後片付けの手間が省けること請け合いです。

単純に手伝いだけするつもりが、随分と勉強になりました。
この技は自炊でもかなり有効です。
炊飯器ひとつあれば、調理は炊飯器任せで、後片付けも楽チン。
もちろん、お味の方も良好♪

なお食器洗いは、スタッフの支援のもと、基本的に食事されたご本人にして頂きました。
実はこれがまた画期的な出来事だったりします。
本当に長い道程でした。おっちゃん嬉しい。( ;∀;)

本当に色々な意味で、ごちそうさまでした☆

テーマ : 広汎性発達障害
ジャンル : 心と身体

プロフィール

かずや(京ヤワ)

Author:かずや(京ヤワ)
河津屋京柔/かずや(京ヤワ)は、京都府下在住の東方好きなMacユーザーです。
昔は電車小僧。今は鉄道おじさん。多分この先も?
発達障害の一つ、ASD(自閉症スペクトラム)であることを知ったのは、40歳手前のことでした。
開き直るほどタフじゃないけど、生きるのが随分と楽になりました。
毎週日曜日にキリスト教会に通う程度には信心深いようです。
ちまちまとパソコンでお絵描きしたりしていますが、最近は寡作気味です。

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