鬼が守る町



およそ50日ぶりの大山。
こんなに早く、再度この町に訪れたのは生まれて初めてだと思います。

ここは父母が生まれ育った町。
たくさんの親戚が暮らす町でもあります。
幼い頃は、この町を訪れるのが楽しみでした。
夏休みのメインイベントと言っても良かったぐらいです。

願わくば、今回も良い話で訪れることができれば良かったのですが。

20140201_003a.jpg

大阪梅田の阪急三番街バスターミナルから、日本交通の山陰特急バスのお世話になること約3時間30分。
ここは鳥取県西部に位置する旧溝口町です。
先の平成の大合併で、今は伯耆町の一部となっています。

昨日1日(土)、年末に急逝した従兄の四十九日法要に母と一緒に参列するため、日帰りで鳥取へ行ってまいりました。
前回は急なことであり自動車で往復しましたが、今回は事前に日程が分かっているので、大事をとって路線バスで往復することになりました。
もともと雪が多い地域ですから、米子自動車道等でチェーン規制に遭遇するのも珍しくない時期です。
我が家にはスタッドレスタイヤはおろか、チェーンすらありませんから…。

20140201_004.jpg

バス停の背後に見える謎の構築物の正体。
溝口には「善い鬼」の伝説があり、バブル期の頃から町興しが盛んに行われていました。
今でも、鬼をモチーフにした構築物が町内の随所で見られます。

それにしても、随分と冬らしくない光景です。
まるで、秋の夕方頃を思わす景色です。
それもそのはず。
季節外れの陽気に、日中の気温はウナギのぼり。
まるで春のような暖かさです。
寒さを覚悟して温かい格好で出かけたので、もう暑いぐらいの陽気でした。

20140201_005.jpg

公衆トイレが鬼ならば、公衆電話も鬼…。

今の時期は積雪も珍しくないので、墓参りは苦行に匹敵します。
集落の墓地が、軽トラックがようやく通れるかどうかという山道を上がった先にありますから、距離そのものは大したことないのですが、雪でも積もろうものなら、まず雪掻きをしないことには辿り着くことすらできません。

僕の母は大家族の末っ子で、僕自身も遅くに生まれた子でしたから、親戚縁者は高齢の方が多数を占めます。
満中陰の法要の後、墓に納骨をするのですが、当初は足腰の達者な者だけで代表して納骨に立ち会うという話も出ていました。
ところが、この季節外れの陽気のおかげで、全員で納骨に立ち会うことができました。

これも従兄が生前、「人が喜ぶ姿を見るのを一番の楽しみにしていた」おかげかと、皆で話をしておりました。
日頃の行いって本当に大事なのだなって。
あの日、心筋梗塞さえ起こらなければ、今も元気な姿を見せてくれているはずだった人。
まだ54歳で年老いた両親を残しての旅立ちは、やっぱり早すぎます。
それでも今でもこうして心配りをしてくれているのだとしたら、本当に凄い人だったのだと思わずにいられません。

20120807_1.jpg
→pixivで見る

明日は節分。
こちらは豆を投げつけられる予定のひとです。
萃香ちゃんに豆を投げつけるなど、僕にはできません。
むしろ投げつけてもらいたいです。(゜゜)☆\(ーー;バキッ

鬼とはもともと何なのか。
退治すべき忌むべき存在なのか。
もともと鬼とは、人の心の中にある闇が具現化して暴れ出したものではないのかと。
ならば、豆を投げつける相手とは、鬼とされた存在なのではなく、自らの心の中に巣食う闇そのものに対してではないのかと。

もともと節分とは季節の変わり目を意味する日。
2月3日ばかりが一人歩きしていますが、本当は年に4回あります。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期なので、それに注意しなさいという意味も込められています。
今年は、先の新型インフルエンザが新たな耐性を獲得したことがニュースになっています。
イナビルはまだ効くそうですが、タミフルはほとんど効かないそうです。
イナビルとて、ウイルスの進化ぶりを考えると時間の問題なのかもしれません。

先週から急に暖かくなりましたが、今週に入るとまたガツンと冷え込むそうです。
皆様も体調など崩されませんよう、どうぞご自愛ください。(´・ω・`)

テーマ : メンヘル人間の日常
ジャンル : 心と身体

プロフィール

かずや(京ヤワ)

Author:かずや(京ヤワ)
河津屋京柔/かずや(京ヤワ)は、京都府下在住の東方好きなMacユーザーです。
昔は電車小僧。今は鉄道おじさん。多分この先も?
発達障害の一つ、ASD(自閉症スペクトラム)であることを知ったのは、40歳手前のことでした。
開き直るほどタフじゃないけど、生きるのが随分と楽になりました。
毎週日曜日にキリスト教会に通う程度には信心深いようです。
ちまちまとパソコンでお絵描きしたりしていますが、最近は寡作気味です。

FC2カウンター
カテゴリ
最新記事
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク