El Capitan w/ Windows10


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妖夢「何かを得ようと願うなら、何かを代償にせねばならないのですね。ええ、後悔はしていませんとも!」


     * * *


かれこれ6年以上使っているMacBook(13-inch, Late 2009)のお話です。
搭載されているMac OS X 10.6(Snow Leopard)は、Rosettaが利用できる最後のOSでもあります。
PowerPC用のソフトウェアも利用できるので、古参ユーザーにとってはありがたい存在でした。
既にサポートは終了していて、ノートン先生からも見放されてしまって久しいです。
Windowsで言えば、今でもXPを使い続けているようなものです。
諸事情でXPを利用し続けている方であれば、状況を察してもらえるかと思います。

このMacBookは、Boot Campを使ってWindows7もインストールしてあります。
http://kazuya075.blog12.fc2.com/blog-entry-6.html
Windows7の方は、今もサポート中ということもあって、現役機として申し分ない働きをしてくれています。
実際、Windows8の話が舞い込んできた時にも、まったく食指が動きませんでしたから。
教会で使っているパソコンがWindows8なのですが、スタートボタンが廃止されてしまったのが一番のネックでしょうか。
Vistaの時もそうでしたが、作業を終えて電源を切ろうとするたびに、なんとも言えないストレスが…。(苦笑)


     * * *


捨てる神あれば拾う神ありと申しますが、その通りの出来事が訪れました。
2015年7月29日にWindows10の発売が始まったわけですが、なんとまあ、うちのMacBookにも無料アップグレードの通知が届いたのです。
ただし一年間限定のサービスなので、もし受けるのであれば2016年7月28日までにアップグレードを済ませなくてはなりません。

タダほど怖いものはありませんから、最初のうちは用心して様子を見ていました。
過去歴代のOSの「いいとこどり」をしたというだけあって、評判は決して悪くありません。
しかも、MacのOSが無料配布に切り替わったことに影響されてか、Windows10以降はアップデートの形で実質的なアップグレードが受けられるという情報も入ってきました。
実際にWindows10搭載モデルをさわってみる機会があったことも、後押しをしたと言えましょうか。
そんなこんなで、うちのMacBookも思い切ってWindows10にアップグレードすることにしました。
それが数ヶ月前のお話です。

アップグレードそのものは、何の問題もなく終わりました。
Windows10も問題なく動いています。
「いいとこどり」の効果もあってか、操作もなかなか快適です。
ひとつ難点をあげるとしたら、再起動によるリセットの問題でしょうか。
Windows10は、前回終了時の状態を保存するので、次回の起動は高速で完了します。
その代わり、不具合が発生している時は、その状態で再開してしまうので、再起動してもリセットしたことにならないのです。

一番多いのが、タスクバーの左クリックが突如使えなくなるトラブル。
なんとまあ、スタートメニューまで開かなくなってしまうのですから…。
幸い、右クリックからもシャットダウンや再起動を選択できるので、慌てることもありません。
shiftキーを押しながら再起動をかけると、状態を保存せずに再起動することができます。
これで再起動リセットが可能になります。
大抵のトラブルはこれで解決できるので、Windows10については大いに満足しているところです。ヾ(*´∀`*)ノ


     * * *


さて、実はここからが本題なのです。
Windows10にはまったく罪はありません。
問題はMacBookの側にありました。

キーボードの最上列にあるキーが、全部使えなくなってしまいました。
トラックパッドも使えなくなりました。
幸い、USBマウスは問題なく使えるので、タスクバーからそれぞれのメニューを引っ張り出せば、同じ操作をすることは可能であります。
唯一、escキーだけはどうしようもありません。

基本的にトラックパッドは使わない人ですし、バックライトやボリュームも頻繁に変えることはないです。
それでもイジェクトキーが使えないのは落ち着かないですし、ボリュームを変えようと無意識にファンクションキーを押し続けている自分が居ます。

BootCampは、ver.6以降で64bit版Windows10に正式対応になっています。
そのためには二つの問題をクリアしなくてはいけません。
BootCamp6はMac OS X 10.11(El Capitan)に同梱されているので、MacBookをEl Capitanにアップグレードする必要があります。
そして、32bit版Windows10はサポート対象外な上、32bit版から直接64bit版にアップグレードすることもできないので、64bit版Windows10をクリアインストールしなくてはなりません。

ここで問題になったのが、Rosettaの件です。
El Capitanにアップグレードするということは、PowerPC時代のアプリと訣別することを意味します。
MacBookでも頻繁にお世話になっていたので、いよいよ苦渋の決断を迫られることになりました。

自室には、G4搭載のMac miniがあります。
PowerPCなので、もちろんEl Capitanはインストールできません。
今まではMacBookを外へ持ち歩くことも多かったのですが、先日の電源アダプタの一件以来、外へ持ち出すことはなくなりました。
家で使うなら、Mac miniを併用すればクリアできる問題です。
緊急時のことも考えて代用アプリを探した上で、Rosettaとお別れする決断をした次第です。(><;)

MacBookはEl Capitanに生まれ変わりました。
64bit版Windows10もクリアインストールしました。
これで問題解決のはずでした。
ところが、この先に大きな壁が立ちはだかっていました。
肝心の「Windows サポートソフトウェア」が、インストールできないのです!

原因はすぐに分かりました。
BootCamp6がサポートしているのは、Mid 2012以降のモデル。
うちのMacBookは、そもそも対象外だったのです。
Microsoft社からは利用可能の通知が届いているのに、Apple社からは利用不可の宣告。
思わず「なんでやねんっっ!!」って叫びたくなりました。ヽ(`Д´)ノウワァァン!!


     * * *


一度決めたことをなかなか変えようとしないのは、発達障害の特性のひとつらしいです。
凶と出ることが多くて社会からハジかれた人ですが、たまに吉に転がることもあります。
今回はその貴重なケースのひとつらしいです。
あまりにも悔しくて、執念深くネットを探して回ったら、こんな素敵な記事をみつけました。

「BootCamp6を非対応のMacに入れる方法」
https://blog.lunasys.tk/2015/08/18/106/

Apple社が対応・非対応を線引きしたラインは、USB3.0の有無らしいのです。
確かにうちのMacBookはUSB2.0です。
Apple社の完璧主義精神は、Macの魅力のひとつではあります。
安定した動作を保証することで、無用なトラブルを避けつつ、今日のブランドを築いてきたのですから。
訳のわからないことをやらかしては無責任に後始末だけを持ち込む人が後を絶えないので、その対処法としては非常に正しい方法なのですが、僕みたいな人間としては面白くありません。
USB3.0なんてどうでもいいから、とにかくインストールを許可してほしいというのが本音です。
なので、自己責任の覚悟のもと、禁断のリンゴに手を出しました。

インストール中にRealTekで引っかかりましたが、これもサイトを探索してクリア。
「BootCampでRealTekオーディオのインストールが止まる対処方法」
http://pgalog.com/?p=1280

結果は大成功!!
ファンクションキーもイジェクトキーもescキーも復活しました。
トラックパッドも無事反応するようになりました。○o..*ヾ(*′∀`*)ノ*..o○

最後に残ったのが、Macから「ことえり」が消えてしまった対策。
いきなりユーザー辞書が消えてしまったので、流石にこればかりは戸惑いました。
こちらも素敵ページを探し出して対処しました。

「Yosemite(OSX 10.10)アップデートで消えたことえりのユーザ辞書を復活させる」
http://poly-tan.com/598/

ひとつ前のOSの話になりますが、同じ方法で対処できました。
ユーザー辞書も復活して、再び安心してMacBookが使えるようになりました。
Snow Leopard時代と比べて表示できる文字の数も増えて、今までは文字化けして表示されなかった絵文字の類も正常に表示されるようになりました。
こんなところでも時代の流れを感じている一人です。(*´ω`*)

(※この記事へのコメントは、SNS上にて受け付けています。)

テーマ : Mac
ジャンル : コンピュータ

プロフィール

かずや(京ヤワ)

Author:かずや(京ヤワ)
河津屋京柔/かずや(京ヤワ)は、京都府下在住の東方好きなMacユーザーです。
昔は電車小僧。今は鉄道おじさん。多分この先も?
発達障害の一つ、ASD(自閉症スペクトラム)であることを知ったのは、40歳手前のことでした。
開き直るほどタフじゃないけど、生きるのが随分と楽になりました。
毎週日曜日にキリスト教会に通う程度には信心深いようです。
ちまちまとパソコンでお絵描きしたりしていますが、最近は寡作気味です。

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