メスティンでパンを焼いてみた


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稗田阿求「海の向こうの大陸の牛飼いたちは、毎朝焚き火でパンを焼いて食べている…って外来本に書いてあったって小鈴は言ってたけど、オーブンも使わずにパンなんて焼けるものなのかしら。もしかして、お餅のこと?」



     * * *



その昔、カウボーイたちは、焚き火の中にダッチオーブンを置いて、パンを焼いて食べていたそうです。
今でこそキャンピングカーとかフィールドキッチンとか野外炊具1号とか色々便利なものがある訳ですが、アウトドアクッキング120%の幌馬車時代の真っ最中に、そんな文明の利器の恩恵に与れるとも思えません。
水道もガスも電気もない場所で、小麦粉からパンをこしらえて焼いていた訳なのですから、実は特別な道具がなくとも簡単に作れるものなのかもしれません。

…なので、実際に挑戦してみました。

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ここは、とうがらしハウス2階の奥の部屋
今回は、オーブンの類は一切使わず、メスティンを使ってパンを焼いてみました。
メスティンとは、持ち手のついた小さな飯盒のような道具です。
安価かつコンパクトかつ軽量かつ万能。
ご飯も炊けて、食器としても使える、非常に頼もしいアウトドアの「相棒」です。

実はパン作り初挑戦。
もうビギナーなんて可愛いもんじゃありません。
なので、ごくごくシンプルなパンを作ります。
とりあえず食べられる代物が出来上がれば合格点…というラインで気軽に挑戦してみました。

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今回使ったドライイーストは、3gづつ小分けになっているタイプです。
手元にあったスティックシュガーも丁度3g包装。
同量使うので、非常に便利です。
ただ、今回は3gだと多すぎるので、それぞれ半量づつを、約80ccの「人肌のお湯」の中に投入しました。

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ダマが残らないように混ぜて、冷めないように気をつけながら放置(?)すること15分。
なんだか良い具合にシュワシュワ言ってます。
そして漂うイーストのかほり…。
なんだか一挙にパンに近づいてきたような気がします。

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強力粉を100g。
容積換算で約180ccなので、カップがあれば秤要らずです。
小麦粉を使った料理と言えば、どうしても秤がついて回るものなのですが、こんなに適当で良いのかしらん。

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もう後戻りはできません。
少しづづイースト湯を注ぎ込みながら、強力粉を捏ねていきます。
捏ね倒すことにだけは自信はあります。
なにせ、バタークッキーをこしらえるつもりが、捏ねくりすぎて「バターせんべい」にしちゃった黒歴史がある人ですから。(゜゜)☆\(ーー;バキッ

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案ずるより産むが易し?
なんだか良い具合に生地がまとまりました。

ここでいよいよメスティンの出番。
オリーブ油をメスティン内側に薄く塗っておきます。
もちろんバターの方が風味良く仕上がるのですが、今回は冷蔵庫が期待できない環境なので…。

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パン生地を二つに千切って、それぞれ丸めて、メスティンにインします。
蓋をして、40分ほど発酵させます。
ここでも人肌温度をキープ。
冬場のパン作りは、意外と気を使います。

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40分後。
寝かしつけてた本人が驚くほど、見事なまでに膨らんでます。
イースト菌、パネェです。(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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フィンガーチェック!!
指を突き刺して、元に戻らなければOKなんだそうです。

多分…。
戻らないので…。
これでOKなのかしらん。

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メスティンの蓋を閉めて、パンを焼いていきます。
この時、まともにコンロの上に乗せてしまうと、真っ黒な悲しい塊が出来上がってしまいます。
網焼き用のロースターを間にかまして、強火の遠火ならぬ「弱火の遠火」で焼いていきます。

火力は、あくまで弱火をキープ。
焦れば確実に黒焦げ確定です。
時間をかけて、じっくり焼き上げるのが勝敗のカギです。

もう一つ忘れてはいけないのが、一定時間ごとに上下を逆さまにすること。
いくら熱伝導の良いメスティンとは言え、一つの方向から加熱し続ければ、上は生焼け、下は黒焦げとなります。
5分ごとにメスティンの上下をひっくり返します。

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炊飯と違い、蒸気が逃げても問題ないので、何度でも蓋を外して中身を確認できるのは有り難いです。
結局、40分ほどかけて焼き上げました。
火加減のコツがつかめれば、もっと時間短縮ができるのだろうけど、それなら最初からオーブンで焼けば良い訳で、メスティンで焼くつもりなら、とにかく慌てないことが必須のようです。

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実はですね、今回、塩を入れ忘れたのです。
念のため、チョコレートホイップを別途用意していたのですが、結局出番なしでした。
思いの他ふっくらモチモチに仕上がっていて、それに感動するあまり味は二の次でして。(゜∀゜)☆\(−−; バキ

初めてにしては上手に焼けたと思います。(←自画自賛)
反省点や課題が見えてきたのが一番の収穫かも。
ゆくゆくは、ライ麦やグラハム粉を使ったパンにも挑戦してみたいです。

不肖かずやの闘いは、ようやく始まったばかりなのであります! (`・ω・′)キリッ

(※この記事へのコメントは、SNS上にて受け付けています。)

テーマ : 広汎性発達障害
ジャンル : 心と身体

プロフィール

かずや(京ヤワ)

Author:かずや(京ヤワ)
河津屋京柔/かずや(京ヤワ)は、京都府下在住の東方好きなMacユーザーです。
昔は電車小僧。今は鉄道おじさん。多分この先も?
発達障害の一つ、ASD(自閉症スペクトラム)であることを知ったのは、40歳手前のことでした。
開き直るほどタフじゃないけど、生きるのが随分と楽になりました。
毎週日曜日にキリスト教会に通う程度には信心深いようです。
ちまちまとパソコンでお絵描きしたりしていますが、最近は寡作気味です。

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