コワクナイヨ

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フランドール・スカーレット
「ねぇ、怖い? あはは。。。怖いよね? 何をするか分からないものね。皆が作り上げたものを一瞬で壊してしまうかもしれないものね。だから私は嫌われ者。お姉さまにだって嫌われているのだから。」


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いつもの共同作業所で昼食を頂きながら考えます。
今まで、単純に「苦痛」としか表現できなかった事柄が、いくつものキーワードが組合わさることで具体的に説明できるようになってきました。

コミュニケーションの障害と表現すれば良いのでしょうか。
聴いた言葉が頭を素通りし、「怒られた」「否定された」というイメージだけが残り、負の感情ばかりが蓄積していく状態。
考えをすり合せていくことができないので、反論に終始したり、何も言うことができないまま怒りが爆発したりします。
そして、周囲の人は「自分の考えに固執する」「いきなり感情的になる」と評価し、「手に負えない人間」というレッテルを貼るのでした。

このように客観的に説明できるようになっただけでも、この1ヵ月間の進展は自分でも驚くばかりです。
心の中は、今までになく平穏な状態です。
でも愛想の方は過去最悪のレベルにまで下がっているので、今のこの状況を理解してくれない人の目には「いつ爆発するか分からない危険な爆弾」としか見えていないことと思います。

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人は常識で理解できないもの、不確定なものに恐怖心を抱きます。
ある時には「神」として畏れ、ある時には「悪魔」として恐れます。
いずれも自分たちとは異質なもの、排除すべきものとして切り離すことで安心しようとします。
しかし、それは何の問題解決にもなっていません。

常識という言葉は、健全な思考を阻害します。
「何を言ってるんだ? そんなの常識だろ?」
この言葉の先に対話の意思は皆無です。
常識の名によって言動は統制され、常識の名によって少数派は弾圧され続けます。
ある日、これまでの常識がひっくり返った時、彼らはどうするのでしょうか。
1945年の夏の出来事を持ち出すまでもなく、常識という言葉を振りかざすことは不毛です。

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フランドール・スカーレット
「ねぇ。。。貴方は私と遊んでくれるひと?」


   * * *

彼は、この数日間に必死に勉強しました。
僕のような不出来な人間が教える中、彼はブログを作り上げました。
内容については、ただ巫山戯ているようにしか見えないかもしれません。
僕がやったことも、悪戯の延長かもしれません。

しかし、彼は目標を達成するために必死に教えを請い、懸命に学び取りました。
見ていて心配になるぐらい、ひたむきに打ち込んでいました。
そして、僕は彼の期待を裏切ることなく、最後までその任を全うすることができた。
これは紛れもない事実だと思います。

「怪獣新聞」

http://kaijyuusinbun.blog101.fc2.com/

テーマ : 広汎性発達障害
ジャンル : 心と身体

プロフィール

かずや(京ヤワ)

Author:かずや(京ヤワ)
河津屋京柔/かずや(京ヤワ)は、京都府下在住の東方好きなMacユーザーです。
昔は電車小僧。今は鉄道おじさん。多分この先も?
発達障害の一つ、ASD(自閉症スペクトラム)であることを知ったのは、40歳手前のことでした。
開き直るほどタフじゃないけど、生きるのが随分と楽になりました。
毎週日曜日にキリスト教会に通う程度には信心深いようです。
ちまちまとパソコンでお絵描きしたりしていますが、最近は寡作気味です。

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